さる今月の土曜日大安に
無事に我が弟の「寿美酒(すみざけ)」の儀式が、秋晴れの良き日に執り行われた。
福岡の伝統で、結納前の結婚の約束を取り交わす儀式なのだそうだ。親はもちろん知っていたけど、私は今回きちんと知ったのだった。
新郎側が清酒一升と鯛一匹を献上し
結婚を申し込む。
結婚を申し込む。
“一升一鯛。一生一代、一生添い遂げます”
そして、女性は承諾したとして(OK♪)
本来は「熨斗出し」を行う。
ここ近年の趣味の“折形”の出番。
折り甲斐のあるまたとないチャンス!気持ちを込めて檀紙を折った。
鯛は“尾飾りと潮”。あれれ、尾飾りもヒレのとこにある。
今回の鯛はとても大きかったそうで、こちらの方が見栄えも良いという計らいでしょう。“潮”も華やか。
そしてこちらは酒飾り。
とにかく、本には載ってないし、ネットで探した写真を参考に。
一番オーソドックスな感じに決めて、形にしていく。
昔の人から正しい折り方を教わりたいものだ。
水引は手持ちの中で一番豪華な鶴に、梅を付けた。
“福”の組み合わせ。
一番参考になった石村萬盛堂の歳時記という記事の資料では、鶴か、鶴梅の水引に見えた。松竹梅とかもあった。が、鶴が好きなんです。お酒は「白鶴」。
秋の海に映えるいい祝い飾りじゃないか。
目出鯛!弟よ、おめでとう。
No comments:
Post a Comment