観光の最初の日。
最寄りのfs線Villa Bonelli駅からいよいよ中心街へ。
切符は1枚€1。75分間有効でバスや電車との共通券。
タバッキや自動販売機で購入。
切符の裏表。
"Vorrei un biglietto, per favore!"
−切符1枚ください!"Vorrei due biglietto, per favore!"
−切符2枚ください!
7センチ×4センチくらい。
ホームで自分で時間を打刻。
トラステヴェレ駅で乗り換えてサン・ピエトロ駅から徒歩7分弱。カトリックの総本山、"Stato della Città del Vaticano" ヴァチカン市国へ到着!
駅から歩いてすぐ見えるサン・ピエトロ大聖堂の大きなクーポラに圧倒されつつ、いよいよ入国。(この日は雨と人の多さに断念。別日に入場。)
創建4世紀、1626年完成。
天井はそびえるほど高く、像など豪華装飾は非常に大きく作られている。
自分はただの一人の人間にすぎない、と思い知らされてしまうこの空間。美しさの力に圧倒される。
驚いたのは、このようにアーチの両脇や天井に鎮座する像たち。
前面の半身だけ彫り出されたものではない。完全なる立体感、360度どこから捉えても完璧な像がそこかしこにくっついてる。
どうやってくっつけているのかをどうしても知りたい......ネットでは見つからない。
専門書、本で調べるか。
これは!
『ダ・ヴィンチ・コード』でラングドン教授がヒントにしていたヴァチカン広場のアレ。
外国人観光客として喜ぶ私。
宗教文化を守るため、近代・現代の高層建築に威厳を横取りされることなく守られてきたこの景観。
より一層大聖堂とオベリスクを力強く見せてくれる、自然と人工物の競演。
そして向こう隣にあるサンタンジェロ城へ。
Castel Sant'Angelo
これも映画では重要な場所。
実際は想像していたよりも中は美しくびっくり。必見。
雲は流れ......となりの橋からの完璧な眺め。
空との競演。
ローマの光と空気は絵画でみるそれそのもの。
こればかりは、来て肌で実感できる貴重なもののひとつだ。
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