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今年のお正月用に作った年賀状。
Letter Press
初めての和柄に挑戦。
そんな気分だったのだ。
ポチ袋の鶴を使わせて頂き、梅はかわいらしくポイント的に、
松は大原松露饅頭の包装紙に描かれている笠松の文様をヒントにアレンジ。
また記念の自分の名前を入れ忘れた。
それにしても、
日本の文様は非常に活版印刷向きだと気づくキッカケになった。
プリントゴッコのカードラックが大活躍 |
オリジナル活版印刷の年賀状にして三年目。
小ロットなので印刷屋さんに申し訳ないのと、専門用語がわからないので
忙しそうな印刷屋さんに迷惑をかけていると思い、、
まずは自分で学ぶべく購入。
レタープレスコンボキット。
印刷工場に細かく凹み具合をお願いしに行くのも無理だったので
これで理想の凹みに近づけたい!との想いから。
そしていつか設備投資分を回収できるくらい刷ろう、と誓う。
伊東屋さんは売り切れ入荷未定で、他も在庫なく。
8月はまだ円高だったのもあり、直接アメリカの通販に注文しやした。
DICKBLICK
非常におすすめのサイト。日本にも送ってくれるし丁寧な対応で安心の買い物であった。
レタープレスコンボ $129.99
関税&送料shipping $58.08
合計 $188.07
当時は$1=約80円だったので、約15,046円。
送料を入れても国内で買うより安かった。
血眼になって来る日も来る日も探した成果だ。
もはや買う意味を見失いかけるくらい、疲れる作業であった。
紙や型である樹脂版も、それぞれ探して京都と福岡に注文させて頂く。
我が家はこうして、二日間の限定活版印刷工房となったのだった。
(わたしはPC作業が苦手なので、イラストをデータにする作業が苦痛。)
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このような感じで
ハーフエアーのホワイトの紙に、専用のインクで一枚一枚クルクル印刷。
感動!
おまけ。
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宛名面の送り主欄にはイタリアでみた郵便受けを参考に
La Postaを描いた。
これが非常にお気に入りの自信作。
2 comments:
とにかくすんごいの一言だべ!
買う意味を見失うくらい血眼になって探したという部分が笑えた。
誰しもある経験かもね(笑)
ポストみたことあるある~
おされ~
Grazie mille!
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